2009年03月01日 配信

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船橋で満喫できる

本格的な天麩羅割烹。

 

カウンター越しにキビキビと無駄のない所作で天麩羅を揚げる主人。聞こえてくるのはパチパチという音と、食欲をそそる香ばしい

匂い。そんなカウンター天麩羅の醍醐味を堪能できるのが、本町通りと国道14号線の間、市役所にもほど近い天麩羅割烹「天良」だ。

 

お店は、主人の新井良司さんと奥様の順子さんの二人で切り盛りする。カウンター席が10席、9名まで使用できる小上がりの座敷と、こじんまりとしたお店だけに、新井さんご夫婦の阿吽の呼吸が生きるのだろう。

 

新井さんは根っからの天麩羅職人。東京は神楽坂にある高級天麩羅専門店で17年間の修行の上、ほぼ1年前に自宅のある船橋で天麩羅の店を開いた。

 

「船橋ってすごい町だなと思っていました。昼も夜も、とても活気がある町で、独立するなら船橋と決めていました」

「天良」の天麩羅は、カラッとした仕上がりで、たくさん食べても決して胸焼けがしないと評判が高い。

 

「天麩羅を揚げる油は、サラダ油が主体で香り付けに胡麻油をブレンドします。メニューはコースが主体です。お造りから始まり、天麩羅、デザートという流れです」

 

天麩羅は海老に季節の魚と野菜が入る。海老は天麩羅にすると一番甘みが際立つという小振りの巻海老を使う。締めのご飯は、天丼、天茶、天ばらから選べるというのも天麩羅好きにはたまらない。もちろん、お造りも天麩羅もアラカルトで頼めるので、辛党にはそれらをつまみに一杯という贅沢も可能だ。

 

「店を開いて独り立ちして、本当にお客様に助けていただいていると実感しています。お客様あってこそ、自分の天麩羅は進化していくと日々考えています」と語る新井さん。

 

その木訥な人柄が素材本来の味を活かす「天良」の天麩羅の味に滲み出ているようだ。

 

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ランチの天丼も人気。お椀とお新香が付いて1300円。お得なお得の天ぷらコースは、天ぷら7品が付いて2400円。

tenzen_3.jpg 締めのご飯の天ばらは、かき揚げをばらしてご飯にちりめん山椒とともに混ぜ込んだもの。天丼や天茶も選べる。
tenzen_5.jpg 巻海老を中心に季節の食材を供する天麩羅。エビ、キス、シラウオ、フキノトウ、タラノメなどと新春の幸が並ぶ。
tenzen_7.jpg コースに必ず付くお造りは、その日の仕入れで異なる。この日はヒラメ、関アジ、スミイカの盛り合わせ。
tenzen_4.jpg ご主人の新井良司さんと奥様の順子さん。

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DATE

天麩羅 天良

http:/www.tenyoshi.com

営業時間:11:30~14:00/17:30~21:30  日曜定休

電話:047-432-0862

予算:昼1300円~、夜3400円~

船橋市本町2-6-13  船橋クレールビル1F

(JR船橋駅から徒歩7分) 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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