2009年02月01日 配信

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雨の日は危ないから、

「無理してでも行こう」とよけい張り切ります(笑)。子どもと仲よくなれることそれがうれしいですね。

「市の広報に出てたボランティアの募集広告を家内が見つけてね。私は会社をリタイアしてたし、『参加しては?』と勧められて始めたんです」

 以来、“緑のおじさん”として5年4ヵ月。成田隆彌さんは毎朝、登校時間の7時40分から8時10分まで、小栗原小学校校門前の横断歩道で交通整理を続けている。

「朝の8時前後は、けっこう交通量があるんです。小栗原小学校には1000人ぐらいの児童がいますし、登校時には大人の目も必要なんですね」

喜びは、どんなところに?

「子どもと仲よくなれることかなあ(笑)。『おはよう』って声をかけるようにしているんですけど、返事が戻ってくるとうれしいんですね。同じ場所に立ってますから子どもの方も顔をおぼえてくれてて、街で会ってもニッコリしてくれたりしますし」

忙しいサラリーマン時代は子ども相手の時間がなかっただけに、いま子どもたちと触れ合えることがうれしいのだとか。でも、雨の日は大変そう。

「雨の日は危ないので、『無理してでも行ってやらなきゃ』って、よけい張り切って行くようにしています(笑)」

では、今後の目標は?

「大げさなことは考えてないですけど、規則正しい生活は健康法でもあるんです。だから、できる間はがんばって続けようかなあと思っています」

プロフィール

平成15年7月から交通安全ボランティアを開始。小栗原小学校校門前の横断歩道に立ち、児童の安全のために交通整理を続けている。平成20年度市政功労表彰式典において善行表彰を受ける。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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