2009年01月01日 配信

伝統を紡ぐ。天然の和綿を船橋で栽培。

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高野台にある400坪の畑で日本古来からの文化が息を吹き返しています。畑を管理しているのは有限会社八千代共生会の石井さん。石井さんは以前、大型の汎用コンピュータのエンジニアとして第一線で活躍していました。その後、独立を決意したのが12年前、独立してまもなく綿花に出会いその魅力に夢中になりました。wata_4.jpg

石井さんが育てている綿名は「和綿」と呼ばれている日本古来の品種です。綿は室町時代から江戸時代にかけて盛んに栽培されていましたが、和綿は繊維が太く短いため紡績は不向きだとの事でジョjに外国産のものに取って代わられるようになり、生産は減少、現在の国内自給率はゼロ。ほとんど絶滅してしまっているような状態です。

 和綿に興味を持った石井さんが調べてみると、和綿は外国産のものと比較してみると確かに糸が太く紡績には適しません。ところが、糸が太い分だけ布も厚めの物になります。そればかりか、吸収性・保湿性とともに優れている日本の風土にも適していることが判りました。さらに、和綿は低温にも強く、外注の被害にも負けないので、全くの無農薬でも問題なく栽培できるということも判ってきました。

これまでにワークショップなどを和綿へ糸を紡いだり、布や服、ショール、タペストリーなど様々なものを制作してきた石井さんが、最近新しい試みとして、取り組みはじめているのは草木染め。

「紫」や「紅花」などの天然染料を使った染色によって世界にたった一つだけの自分だけのハンカチやショールなどを作ることが出来ますよ・

何かと、先を急いで忙しく生活をする現代だからこそ、じっくり時間をかけて自分だけの作品を制作してみませんか?ワークショップ、綿花に関するお問合せは下記まで。

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wata_5.jpgお問合せ

有限会社八千代共生会

船橋市八木ヶ谷5-9-14

TEL:047-490-7620

http://www.yachiyo-k.co.jp

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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