2016年06月01日 配信

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第四十一歩:海松台

新京成線・前原駅近くの「道入庵」(写真①)前の信号から向かいの道に入ります。少し行くと左側に「百庚申」(写真②)があります。その先の十字路を左へ曲がって間もなく、広々とした公園が見えてきます。入口脇に「海松台公園(」写真③)とあります。「海松台」とはなかなか面白い名前です。海草の名と間違えそうですね。実はこれは、この周辺の自治会の名前です。
さらに「海松台」とは、田喜野井川に面した台地上(小字で「島田」)に昭和13年ごろ拓かれた分譲地の名前なのです。そこに昭和30年ころにできた住宅地の自治会の名を、分譲地名からとったというわけです。
この分譲地の一番東に立ってみると、田喜野井川の谷の先に「海」(東京湾)が見え、斜面の「松」が美しいことから地主の方が「海松台」と名づけたのだそうです。地図で確かめるとその通りです。もちろん今は埋め立てが広がり、高い建物ができており、想像するだけですが。
船橋市内のそれぞれの自治会の名はさまざまですが、その経緯は歴史を語ってくれると思います。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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