2016年05月01日 配信

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船橋市の中学校でハンドボール部があるのは27校中、二宮中学校1校のみ。市内で唯一のハンドボール部が昨年の第69回県総体で3位を獲得、今年もベスト4を目指す。

市内でハンドボール部があるのは二宮中学校のみ。他市でも状況は似ているというが、試合は初戦から県での戦いになる。
同部は創立30年以上、以前ハンドボール経験がある教員が「船橋でもハンドボールを広めたい」という思いで創部したという。顧問の宮崎先生は自身も中学から大学までハンドボールを経験、二宮中学校に赴任した際、自らハンドボール部の顧問を志願、現在、近藤里織先生と指導にあたっている。
試合はキーパーを含む7人制で行う。40×20メートルのコートの中で前半後半25分ずつ計50分を戦う。ルールは、1ゴールが1点で最後に点数が多いチームが勝ちというシンプルなもの。サッカーやバスケットボールとは違い、コンタクトという正面からの衝突は一旦試合がストップするだけのファウルで、横からや危険な衝突は一発退場となる。
同部は男子30人、女子16人で、いつもコートを分け合い一緒に練習を行い、試合に行く際もほとんど一緒に行動しているという。
「練習量は自信の裏付けとなる。メンタルを安定させると強いチームに仕上がります。基礎練習を積むことで、子どもたちは徐々にスキルアップしています。今年はディフェンスが強く、強豪とも良い試合を行っています」と宮崎先生。土日の練習では、近隣の小学生も練参加することができる。「やらないとわからない楽しさなので、楽しさを知ってもらい、高校や大学でも続けてほしい」と近藤先生。
「今年の目標は県大会ベスト4」と生徒と先生が一丸となって練習に励んでいる。アタック・ディフェンスを含め1対1の強化を中心に、基礎練習をしっかり行うことを意識しているという。「3年間を通じて生徒にハンドボールの楽しさを知ってもらい、やりがいを感じてらえれば」と宮崎先生は笑顔をこぼした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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