2015年11月01日 配信

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第三十五歩:松橋

芝山団地の南、東葉高速線飯山満駅の北側(写真①)が「松橋」という小字です。芝山七丁目の「福祉の里オレンジガーデン」付近から、三丁目の調節池や芝山東小学校と駅前の道路まで、つまりこの辺りの飯山満川の谷を 指しています。では、 肝心の「松の橋」はどこにあったのでしょうか。オレンジガーデンの東側の道は飯山満本郷(三丁目)から谷を渡って大森道(飯山満 古和釜線 「 ときめ木 ロード」)へ出る大事な道です。谷に下りて飯山満川を渡るところに「松の木で造られた橋」があったのでしょ う。松の丸木橋であったか、橋の脇の大きな松の木であったかもしれません。飯山満川を渡る大事な地点ですから「松の橋」と言えば地域の人々は皆知っていたでしょう。意味としては簡単すぎるようですが、地名とは大体そのようなものです。その橋から下流側の高 野の人たちの分の水田が、みな松橋と呼ばれたと考えられます。オ レンジガーデン脇の道は芝山高校のところで二手に分かれます(写 真②)。そこに馬頭観世音や子安観音を祀る石祠があり、大事な道の証でもあります

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