2015年09月01日 配信

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この人に聞きました!

船橋市場だョ!全員集合2015実行委員長
山下大八さん(山下商店)

市場の一般開放でにぎわいの創出

船橋市地方卸売市場 のように主要な駅から徒歩10分圏内という恵まれた立地で都市部に存在する市場は非常に稀な存在です。広さも12万1534平方メートルと広大な敷地を持ち、青果物と水産品の両方を揃えられるのも大きな魅力です。
そこに私の所属する関連商業組合は市場へ買い出しに来る方たちにとって利便性のある場所という意味合いで存在しています。仕入れの終わった競り人の腹を満たす食堂や飲食店の経営に欠かせない皿や調味料、加工食品などを取り扱っています。
関連商業組合には現在55社の加盟店があり、お茶や海苔、ペットボトル飲料から冠婚葬祭に使うのし紙、色紙、パッケージ類、ユニフォームや長靴などの履物、食器類や包丁、観葉植物、大きいものでは店舗用の家具などさまざまなものを取り扱っています。
昨年4月に、中央卸売市場から地方卸売市場に移行しました。これによって、プロ向けとして農林水産省の指揮下で厳しく管理されていた当市場は、一般の方に向けて門戸を開放する下地ができたのです。現在は、市場全体で隔月(毎月偶数月)の第1土曜日に開催している「楽市」、関連商業組合主導で楽市のない月に開催している「市民感謝デー」、船橋市が開催している「農水産祭り」(11月)など、さまざまな形で一般の方に向けて市場の魅力をPRしています。
昨年も実施した「船橋市場だョ!全員集合」を10月11 日に今年も開催します。昨年も登場したふなっしーやメロン熊、ちっちゃいおっさんなどの人気キャラクターに、ふっかちゃん(埼玉県深谷市)、しんじょうくん(高知県須崎市)、ゴーヤ先生京都府)など産地の農水産物やB級グルメとひも付いたキャラクターを登場させ、産品も販売することで「全国から美味いものが集まる市場」を具体的に体験していただけるようになっています。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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