2015年07月31日 配信

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014年度のTBS子ども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会では「最優秀賞」、日本学校合奏コンクール2014全国大会グランドコンテストでは「金賞」と、2大会で受賞した︒

◆106人がハイレベルな演奏を完成

受賞の決め手は、「今までにないぐらい難しい曲にチャレンジして完成させたこと」と顧問の阿部太宏先生。同部は2010年からTBS子ども音楽コンクール東日本大会の中学校合奏第2部門へ出場していたが、惜しくも毎回最優秀賞は逃していた。自らを奮い立たせ、地道に練習を重ねた部員たち。「今大会はこの曲で行こう!」と、当時の部員にはハイレベルな曲目、バレエ音楽「『ダフニスとクロエ』第二組曲より」を選択。それぞれが必死で練習を重ね、納得のいくオーケストラを完成させた。「お客さんに届ける演奏を心がけて」と指導する阿部先生。大会当日は「心に響く素晴らしい演奏でした」と振り返る。
同部のメンバーは現在106人。部長1人、副部長4人、コンサートミストレス、パートリーダーの生徒たちが中心となり指導。授業が始まる前の朝練と最終下校までの放課後、土曜日に練習している。パートごとの練習や、上級生と下級生がペアになりマンツーマンで指導する練習、個人練習などをその日に応じて行っているという。
「どの生徒たちも自分が上の代になったから後輩を育てようという意識が高い」と阿部先生。先輩から後輩へ指導内容は受け継がれている。
100人以上をまとめる部長の春日理恵さんは「大変ですが、みんな率先して声掛けなどを行っている。それぞれ意識が高いので、チームの輪は保たれているのだと思います」と話し、「2014年の結果を背 負い今年も挑みます」と力強く語った。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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