2015年06月01日 配信

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◆世界初となる「超微小硬さ基準片」を開発
山本科学工具研究所・山本卓さん

山本科学工具研究社代表取締役社長の山本卓(たかし)さんが5月13日、文部科学大臣科学技術賞技術部門の表彰報告のため、松戸徹市長を訪れた。
山本科学工具研究社(船橋市栄町2-15-4 TEL047-431-7451)は昭和27年設立。
同社は山本さんの祖父の代から、物質の硬さを測定する際の基準となる「硬さ基準片」の開発、生産に取り組んできた。
今回、世界で初めて開発されたのは、ペットボトルやレンズなどのコーティング剤といった超微小なものの硬さ基準片「ナノインデンテーション用超微小硬さ基準片」。さらにその開発研究過程において、ナノレベル以外船橋の企業が文部科学大臣賞受賞世界初となる「超微小硬さ基準片」を開発山本科学工具研究所・山本卓さんのさまざまな物質の硬さ試験ができる「等価くぼみ硬さ試験方法」が考案・開発され、今回、その2つの開発が表彰された。
松戸徹市長は「硬さ基準片がちゃんとしていないといいものが作れない。市として大変誇らしいこと」と、功績を称えた。
次の課題は「ナノインデンテーション用超微小硬さ基準片は、ナノ以外のマイクロやミクロといった単位のものには使えないのでそれを可能にする開発」と話す山本さん。「これからもどんどん面白いことをやっていきたい」と、意気込みをみせた。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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