2015年06月01日 配信

Funabachelin no.29

「お菓子のオリンピック」で金賞に輝く熟練職人手焼きの大判どら焼き

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no.29

習志野太鼓
菓子博金賞の大判どら焼き
★★★

習志野台商店街中ほどに佇む創業60年の和菓子屋「よし川本舗」。店主は、和菓子製造一級資格をもち和菓子職人歴30年の2代目桑畑隆寛さん。同店の和菓子は、機械に頼らず一から全ての工程を桑畑さん一人の腕で仕上げている。日本最大の菓子業界の展示会であり、通称「お菓子のオリンピッ ク」といわれている全国菓子大博覧会で、大判どら焼き「習志野太鼓」(173円)は平成10年に、大粒の栗が入った栗饅頭「栗いっこ」(216円)は平成6年に金賞を受賞した。
習志野太鼓は、創業当時から販売していたどら焼きを桑畑さんの代でリニューアルした商品。「どら焼きは太鼓の形に似ていることから『〇〇太鼓』と名付けられるものも多い。約40年前この場所に店を移転した際、「習志野太鼓」と名付けました」と話す桑畑さん。
生地を焼く工程では、丸の大きさや厚み、焼き色が全て同じ形にしあがるよう、桑畑さんの経験に基づき、季節や天気なども考慮して計算。材料はその日にあわせて調合している。 あんこには、一年中品質が安定しているという北海道十勝産の小豆のみ使用。頬張ると、卵の風味の生地からほどよい甘さのつぶあんが口の中いっぱいにひろ がる。
ゴールデンウィーク、お盆、年末にはお土産用にと多くの買い物客が来店し、一日最高600個売り上げたという習志野太鼓。現在、味はつぶあん一種類のみ。「手づくりなのでお菓子の種類、数には限界があって。でも自分が納得するものをひとつひとつ丁寧に作っています」と、笑う桑畑さん。

◆よし川本舗
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住所 船橋市薬円台5-33-3
電話番号 047-462-5161
営業時間 9:00~18:00
定休日 木曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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