2015年03月01日 配信

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第二十七歩:小野田墓地と村境

小室行きのバスを「変電所」バス停で降りて、道路をわたると斜めに入る道があります。メモリアルパークの前を通り、丁字路を左に曲がると、まもなく道が急に曲がり、その角に庚申塔が並んでいます(写真上)。ほとんどが「帝釈天王」と刻まれています。小野田が日蓮宗の方が多いことによります。庚申塔は庚申信仰の一つの区切りとして建立されますから、長い間の篤い信仰活動があったことがわかります。
庚申塚の斜め右に馬頭塚があります(写真下右)。馬の墓ではなく、働いてくれた馬への感謝、あるいは馬で仕事ができたことを観音様へのお礼の意味なのでしょう。このようにたくさんの庚申塔や馬頭供養塔が並んでいるのは市内でもめずらしいところといえます。
そこから道を北へ行くと両側に墓地があります。道の左側の台地にある墓石のうち、中央のものが江戸時代にこの地を知行していた旗本佐橋氏の墓石です(写真下左)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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