2015年02月01日 配信

201502_funaichi01.jpg

この人に聞きました!

長印船橋青果 代表取締役社長
酒井亀芳さん

◆船橋市場の可能性

船橋市場は昨年、中央市場から地方市場に変わりました。仕事の面では大きな変化はありませんが、これまでと同じことをやっていてはいけないというのが私たち市場関係者の共通認識です。そんな中、チャレンジしたのが昨年5月市場に5万人とも6万人ともいわれる来場者を集めた「船橋市場だョ!全員集合」。このイベントで船橋市場の新たな可能性を切り拓きました。駅から徒歩圏で市街地の真ん中にある市場。その魅力を最大限にPRし、多くの方に市場にお越しいただことに成功しました。

船橋市場では昨年から、小学生の市場見学受入れを実施。これまで3か月に一度の開催だった一般開放の「楽市」も、昨年から2か月に一度の頻度で開催するようになりました。開催を重ねるごとに来場者数も増加しています。こうした市民の皆さんに市場を知ってもらう取り組みはこの先も継続していくつもりです。

◆船橋市場の魅力

船橋市場の魅力は、一年を通じて地場産品が豊富な農業、漁業王国千葉県にそろっていること。駅から徒10分程度の立地にあるということ、人口62万人にも及ぶ大消費地の真っただ中にあることなど他の市場と比較して武器がたくさんあります。地方者にこの立地や魅力をしっかりアピールすることができれば商品の物量も増え、より活気のある市場としてにぎわいをもたらすでしょう。仕入のお客さんが市場に来た時、いつでも良い品物が揃っていれば継続的にこの市場を活用するはずです。

今後は、「県内産の農産物をどれだけたくさん集めてこられるか」、「県外から県内に無い珍しい農産物をたくさん仕入れてこられるか」をテーマに市場本来の機能を充実させ、たくさんの方に市場を活用してもらえるよう市場の活性化を目指します。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード