2014年07月01日 配信

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【先月までの流れ】
船橋市最北の小室地区。小川や里山の残るこの地域で数年前まで見ることが出来たというホタルを復活させようと、市民ボランティアの斉藤征昭さん(69)が、小室小学校と連携し、底に積もったドロをさらうなどし、水路を整備。5月22日にホタルの幼生を放流することができた。


「あとはホタルの成虫が飛び回るのを待つのみ」と、安心したのもつかの間、「ホタルの水路が大変なことになっています!」と斉藤さんのもとに小室小から連絡が入った。水路にひいている水源から赤い土を含んだ水が湧き、水路に澱のようにたまり始めたのだ。
ホタルの生育環境として理想とされているのは弱アルカリ性、酸性の赤土が混じることでホタルが死滅してしまうではないかと心配しているのだ。「心配いりません、ホタルは羽化する50日前には上陸し、岸辺の草や土の上で生活します。放流直後に上陸を確認しているので大丈夫」と斉藤さん。その後、水路元に網戸に使用する網を四枚張って水を流すように作り、赤土の水が止まったという。ホタルが羽化して飛び立つのは7月11日、12日を予定している。

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