2014年04月01日 配信

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少年硬式野球の船橋ボーイズ、2年ぶり全国大会

◆千葉中央ボーイズとの合同チーム結成で優勝狙う
「僕らの地球」、タイトルも子ども達が決定

◆震災の影響でグラウンドを失った

船橋市内北部のKSG船橋グラウンド(船橋市豊富町)など市内の各地で練習を積んできた少年硬式野球チーム「船橋ボーイズ(旧船橋サンボーイズ)」が、「千葉中央ボーイズ」(千葉市)との合同チームを結成し千葉県大会を制覇、3月26日から県内で行われる全国大会に出場する。(取材は3月22日)
船橋ボーイズの創部は、「およそ30年以上前。当時の人たちがチームに残っていないので、詳細は分からないが歴史は古い」と、同チーム監督の盛山寿治さん(48)。現在部員数は12人。1年~6年生まで全員合わせての部員数だ。5~6年ほど前までは30人に迫る人数だったというが、「震災をうけて当時メーンで使用していた海浜公園グラウンドが使えなくなり、人数が激減しました」と盛山さん。「ホームグラウンドが無くなったことで毎週の送迎が大変になったのが一番の原因なのではないか」と悲しそうな表情を見せた。小学校1年生から所属できるボーイズリーグだが、試合に出られるのは4年生以上。単独では9人に満たなかった同チームは今年はじめて合同チームでの大会出場を決意した。

◆関西発祥のボーイズリーグ

大阪が発祥のボーイズリーグ。関西圏には多くのチームがあるというが、関東での知名度は同じく硬式のリトルリーグ、リトルシニアと比較するとまだ低い。しかし、実際にプロ入りした選手の数ではリトルシニアのそれよりも多いのだという。千葉県内には、船橋ボーイズと千葉中央ボーイズの合同チームを含めて4チームがしのぎを削っている。数年前から関東圏で春大会を実施するようになった同リーグ。今年の開催地は、地元の千葉県。船橋市のチームと千葉市のチームが距離を超え、メンバーも父兄も心を一つにして全国大会優勝を目指して練習を積み重ねてきた。入団希望などは、公式ホームページ。「船橋サンボーイズ」で検索。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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