2014年01月01日 配信

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第十四歩:葛飾川と古作

葛羅の井から北の古作の方へ300m程歩く。右側のエクレール入口に「毘沙門堂」の案内がある。堂は建物の左手奥にある
「昔々、嵐の時、この辺りに海から宝船がやって来て沈んだ」と語り継がれている。いつの頃、いったい誰が来たのだろうか。昔は海からも近く、川沿いに森が広がっていたことが想像される。
更に北へ300m 行くと熊野神社(船橋市古作3・7・1) がある。この神社は、村人により熊野本宮から分祀されたものか、或いは昔、海から船でやって来た人々が祀ったものか、不詳だが、熊野の地との縁も連想してみたい。この神社の境内には市内最大のタブノキがある。タブノキは関東以北では海に近い所に多い。
東へ葛飾川の谷津を遡ると公園に小さな池と弁天堂がある。昔は丘の上より豊富な水の流れがあり、ここにも伝説がある。「池に棲む白蛇が女人の姿となり、日蓮が法華経寺で行う百日説法を欠かさず聴きに行った」という。
更に谷津の奥には、競馬場の森と斜面林が続き、水源の上山公園の森へ続く。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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