前原小ソフトボールクラブ 市大会で優勝】

◆創部２年目で頂点に
前原小学校を拠点に活動する前原小学校ソフトボールクラブが、夏季市民ソフトボール大会で初優勝を果たした。昨年から学校体育のチームとして創部、出場７チームの頂点に立った。

ソフトボールの盛んな前原小学区

前原小学校ソフトボールクラブは、昨年から学校体育の「部活動」チームとして創部。同地区は、古くから社会体育のソフトボールが盛んで、昭和58年には自治会の稲川さんが「子ども達に安心して参加できるスポーツの場を開設しよう」と地域のソフトボール協議会を設立、同小学校だけで数チームが結成され同小学校内のリーグ戦でしのぎを削ってきた。

今回のソフトボールクラブ設立で別チームとして切磋琢磨してきた選手たちは、同じユニフォームに袖を通すことになった。

社会体育と学校体育

「毎日ボールに触れられる環境を整えよう」と部活動が立ち上がったのは昨年から。

これまで協議会のチームでは月１度、日曜日の練習が全てだったのに対して、学校体育発足で毎朝７時20分から７時45分までの朝練集が可能になった。

放課後にも週２～３日の練習をこなし、毎週土日には練習試合で試合勘を身に着けられるようになった。協議会と部活の両方に所属している選手が多い同小ソフトクラブが創部２年目に快挙を成し遂げたのは、地域に脈々と続くソフトボール文化のなせる業だったのだ。

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