2013年09月01日 配信

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第十歩:高根の観行院と高根寺

高根神明神社の北4 0 0 m にある観かんぎょういん行院(船橋市高根町1226)。この山門に彫られた龍の尻尾は丸い形をしている。この龍は夜毎、近くの田へ水を飲みに出かけたという。村人が怖がるようになり、それに気づいた和尚がお祈りをして龍の尻尾を切ってしまった。以来龍は出掛けず、村人は安心して生活できたという。
そして、高根には西側にもう一つ高こうげんじ根寺(船橋市高根町1525)というお寺がある。この寺には江戸時代以前からの高根の旧家の墓が多い。門をくぐり見上げると、椎の木が庭いっぱいに枝を広げている。約800年前に百忍比丘が植えたと伝わる。でこぼこした幹は、古色蒼然とし、時代を超えて生き続ける事を現しており、時の経過が感じられる。門前には秋葉神社があり、ここにも椎の木の巨木がある。
この旧高根村域には戦国期の武士の館跡もあり、沢山の緑の森が残っている。

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