2017年04月14日 配信

飯山満町に焼肉店「宴山」

30年来の師弟友情で念願の焼肉店出店へ

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 船橋の市街地から芝山方面に向かう通り沿いの大型飲食店舗に焼肉店「宴山(えんざん)」(船橋市飯山満町1-223、TEL047-409-7525)が2月7日、開店したことで地域の住民やこの通りを通る職業ドライバーなどの間で「また、チェーン店なのかな?」と、話題を呼んでいる。

 同店を開店したのは、津田沼駅前と船橋駅周辺で元祖参佰宴(前原西2-15-18、本町4-40-3)、すし酒場丸鮮(前原西2-14-1)など4店舗を展開する丸宴グループ。同グループ初の焼肉店ブランドとして念願果たしての出店となった。座席数は、120席。

 メニューには内蔵系(シマチョウ、ハツ、レバ、上ミノ、ギャラ、シビレなど、一人前480円~880円)から牛・豚・地鶏など(一人前580円~750円)の各種肉を揃える。根強いファンの多いユッケ刺(1,580円)は加工場でパック詰めされたものをそのまま提供、席で開封する仕組みをとっている。

 そのほか、グループの「すし丸鮮」ルートから仕入れた船橋産のホンビノス貝(三個580円)、九十九里産はまぐり(一個550円)、房総産のあわび(一個2,000円)などの網焼き、沼津産のあじの刺身など鮮魚も提供する。

 同グループの代表鈴木了司さん(45)は、15歳の時にアルバイトとして八千代市内の焼肉店に入社。この時、鈴木さんに包丁の手ほどきをしたのが、今回の店舗開店に力を貸してくれる佐々木さんだったという。

 佐々木さんは、焼肉業態の有名店で調理だけでなく経営にも携わってきた実績を持つベテラン。「子どもの時から30年も付き合っている先輩と一緒に念願の焼肉業態を開店できるのがうれしい。最初が焼肉からだったのでいつか焼き肉店を開きたかった」と、鈴木さんは顔をほころばせる。

 大型店舗の焼肉店は、全客席に配置する焼き網や排気ダクトの整備が他の飲食業態と比較して数倍にかさむのだという。そのため、鈴木さんも「いつかは」という思いを持っていたが、なかなか焼肉業態に進出する事が出来なかったのだという。

 居酒屋業態のノウハウから、一品メニューの充実、ホッピーなどの居酒屋ドリンクを。寿司業態のノウハウから刺身などの海鮮メニューを提供することで他の焼肉店との差別化を図る。牛肉は「他のブランド和牛を食べ比べてみましたが、最も味と値段のバランスが良いと感じたので」と、山形牛を中心に提供する。

 

 営業時間は、11時半~25時(ラストオーダー24時20分)。定休日は年末年始のみ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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