2017年05月25日 配信

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この人に聞きました!
長印船橋青果株式会社 常務取締役
野崎正秀さん

全国各地から集まった新鮮な青果を扱い、活気ある市場を目指す

「長印船橋青果」は2012年12月から船橋市場で青果の卸売会社として、生産地から受けた青果物を仲卸業者、量販店、小売業者や加工会社に販売している。長野県に本社がある「長印」のもと、「長印船橋青果」は「長印市川青果」とともに千葉県の主要エリアをカバーし、長野と千葉の流通をより活発なものにしている。暑さにより野菜不足となる夏は準高冷地で作物が生育しやすい長野での生産物が千葉に供給され、冬には逆に比較的温暖な千葉から寒さがより厳しい長野へと商品を出荷するというように、両県の特性をいかすことで安定供給を可能にした。
同社では新品種や新商品の企画提案も行う。同社が推奨している「水耕栽培」では、ハウスの中で水温を管理して育成するため寒さや害虫の心配がなく、年間を通して育成できる。
市内でも、農家との共同開発商品として、行田でサニーレタスとグリーンリーフの水耕栽培を行っている。さらに、どちらも適量で両方購入したいという消費者のために、その2種類を1袋に入れたものを商品化したことも。
「船橋市場の魅力は千産千消にある。入荷した青果物は地方に転送せずに地元だけで販売するのは、創業当時からの変わらない方針」と常務取締役の野崎さん。
「船橋で自信をもってお薦めできるのは、なし、小松菜、枝豆、にんじん。特になしについては、今年は天候が良いのでおいしいものができそうですね。期待大です」と笑顔をみせる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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