船橋・まちの味自慢／寿司・割烹寿し幸

2017年07月24日配信たべる

食・地産地消

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旅館のような佇まいの外観

大穴に店舗を構え、従来の寿司屋に京風の技術と感性を吹き込んだ店

大穴小学校正門そば、バス通りに面する「寿司・割烹寿し幸」は、40坪の店舗にカウンター席6席、テーブル席6席、座敷16席を用意。2階は最大50人対応可能。店内にかかるジャズがモダンな雰囲気を演出している。
創業は昭和50年。「うちはフラリと来て寿司をつまみながら一杯というよりも、料理を楽しみに来る人が多いです」と2代目店主の高梨友宏さん（45）は話す。
高校卒業後に住み込みで銀座の寿司屋で修行を積んだ後に同店を手伝っていたが、京都でも料理の勉強をしたことで転機が訪れる。「寿司だけではなく和食屋としての料理も出したいと思うようになった」という友宏さんが10年前に店を任されて以来、同店は寿司だけでなく、割烹料理もメインメニューに加えるようになった。
魚は船橋市場などから100％天然物を買い付け、料理に使う野菜は船橋産のほか、京野菜、加賀野菜、鎌倉野菜を使用する。
同店で提供するのは「にぎり寿司」「ちらし寿司」「巻き物」といった各種寿司や刺身をはじめ、「和牛の自家製ローストビーフサラダ」（1580円）、「SPF健康豚和風角煮」（780円）、「希少和牛葉山牛のたたき」（1グラム55円）など、魚介だけではなく厳選した肉を使った料理も多い。フルーツをふんだんに使った自家製の果実酒や酵素ジュースも20種類用意し、日本全国の地酒は40種類以上、他にも各種アルコールを取り揃えている。
料理に合う器を求めに、京都まで清水焼を買いに行くこともあるという高梨さん。「近くでおいしい和食を食べたいという人の受け皿になりたい」とも。お祝い事や法事、宴会などで利用する客も多く、最寄駅からの送迎も可能。