2016年10月21日 配信

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8月21日に行われた全日本小学校・中学校・高等学校ギターフェスティバルで合奏部門・重奏部門でともに金賞を受賞し、全日本ギターコンクールに出場。

先輩から受け継いだ透明感のある音色

八木が谷中学校ギター部が、全日本小学校・中学校・高等学校ギターフェスティバルで合奏部門と重奏部門2チームで見事金賞を受賞した。曲は合奏部門が「弦楽セレナーデ」、重奏部門が組曲「SweetS」の「スイートポテト」と「レディーディー.ノクターン」。

開校3年目からある同部は今年で設立35年。市内のギター部は前原中学校と同部の2校だけになる。「入学して先輩方の演奏を聴いたとき入部したいと思いました」と話すのは部長を務める3年の福田有希さん。「同じギターでも種類が多く、それらが作る音に魅力を感じました」と3年副部長の柏谷優奈さん。平日は朝と放課後の練習を欠かさず、土曜日は編曲者でもある講師を外部から招きレッスンを受けている。日曜は、ギターを持ち帰り各自自宅でレッスンをしているという。

「八木が谷中の音色は透明感があるとよく言われます」と顧問の藤田永子先生。弾き方から音色の細部に至るまで、八木が谷中の伝統の音を生徒たちが受け継いできた。また、「巡り合った仲間を大事にすることも伝えています」とも。

全員出場が基本となるステージで、仲間を大事に思うその気持ちが音には必ず出るのだという。重奏部門は9月25日に神奈川県藤沢市で行われた「第47回全日本ギターコンクール」に2チーム出場し、金賞と銀賞を受賞、合奏部門は10月15日に東京都江戸川区で行われる同コンクールに出場する。

福田さんは「今までの中で一番よい演奏ができるように頑張ります」、柏谷さんは「練習の成果を出し切ります」と意気込みを話す。

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