2017年07月24日 配信

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享保7年、徳川吉宗の時代から前貝塚で生活していたという記録が残る木村家。長男の木村大樹さん(30)は、今春30歳を目前に脱サラをして家を継いだ。そして両親と一緒に働き始めた矢先、父大二郎さんに癌が見つかったという。「数カ月でも一緒に働けたのでよかった」と大樹さん。
現在、母親と一緒にハウス8棟と露地で枝豆を栽培。収穫時期をずらし、1日100束以上の出荷を目標にしている。
十分に食べられるのに、束として出荷する時期を逃した枝豆は、身だけ取って袋詰めし、ふなっこ畑に出荷している。粒が2つか3つ入ったサヤだけを入れ、新鮮なものを提供するため、ふなっこ畑から届く販売状況メールを確認し、毎日2.3回補充に出向く。「近所で農業をしている友人が多く、よきアドバイザーとなってくれています」と大樹さん。
大樹さんは「父の名が築いた作物への信頼を、まずは自分の名前を覚えてもらうことから始め、さらに信用を信頼に変えていくことが当面の目標です」と話す。
収穫が終わると土壌洗浄をし、次はホウレン草、そしてチンゲン菜と高菜、またホウレン草を作り、枝豆を作る1年のサイクルになる。

 

ふなっこ畑
住所/船橋市行田3-7-1
TEL/047-439-3061
営業時間/9:30~18:00
定休日/火曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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