2017年12月05日 配信

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ニーズに合わせて産地の商品を船橋へ

 昭和44年に創業した戸塚水産は、冷凍の塩魚や干物などを取り扱う仲卸会社だ。湊町の市場から現在の船橋市場に移転したのが約45年前。戸塚さんは祖父から引き継ぐ形で2代目となる。
 中学生の頃はよく祖父の店で手伝いをしていた戸塚さんだが、その後は一般企業に就職し、ガラス
施工などの会社を立ち上げたという。 店舗移転の後、先代は店を閉めることも考えたというが、「店にせっかく来てくれるお客さんがいるのにやめるわけにはいかない。人と人に繋がりを大事にし
たい」と考え、14年前に孝一さんが経営を引き継ぐとことになった。
 先代の頃に比べ、取扱いアイテム数を2倍に増やし、量販店や個人飲食店、学校給食など、関東圏での販売を中心に力をいれている。 時には地方の展示会に赴き、需要がありそうなら荷受会社である「魚市」に紹介することで、市場と産地を繋げる動きもとっている。
 約8年前に船橋市場の水産仲卸組合の副理事に就任。水産の店舗の半分以上は一般客への小売りも
しているため、理事として「楽市」の2ケ月に1回の開催を持ちかけ、実現もさせた。戸塚さんは「バイヤーや産地の人と繋がっていくことで、様々なニーズを船橋に持ってこられるようにしたい」と話す。

この人に聞きました!
有限会社戸塚水産 代表 戸塚孝一さん

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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