2018年05月24日 配信

本の貸し出しを始めて20年 功績認められ本百冊贈呈される

 

 

 

 

 1997(平成9)年に自宅の約8畳の屋根裏部屋で、近所の子どもを対象に始め
た「やかまし村文庫」。個人で行っている、本の貸し出しボランティアだ。
 スウェーデンの「やかまし村の子どもたち」という本から命名。きっかけは「育児
中に出会った絵本講座です」と話す川村さんは、近所の子どもたちが本に親しめる場
を作りたいと10年間構想を温めてきた。
 蔵書数は2388冊になり、長年の功績が認められ2月、「伊藤忠記念財団子ども
文庫プロジェクト」から絵本など百冊が贈呈された。同プロジェクトは、1975年
から伊藤忠記念財団が行っている、読書啓蒙活動をしている民間団体対象の「子ども
文庫助成事業」。
 活動内容は、「本の貸し出し」に「本の読み聞かせ」「お話の時間」がある。幼児
の部と、小学生は1・2年生の部、3年生以上の部に分け、3つのタイムゾーンで構
成。各年齢に合わせた本のピックアップは、月1回のスタッフ同士の勉強会で決定。
本は1人2冊、長期休業前は5冊借りられる。
 川村さんは「文庫を通して、子どもたちが抵抗なく本を手にし、自分に必要な本を
探せることが目標なんです」と微笑む。

 

 

 

 

 

 

代表者/川村 洋子
会員数/12人  スタッフ/5人
連絡先/047-439-7164
活動日/毎週水曜日15:15~17:30
活動場所/船橋市丸山1-22-5

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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