2017年06月20日 配信

 

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会員が自宅で大切に育てているカザグルマとともに

船橋のカザグルマをまもる会
代表者/大西 優子
会員数/70人
連絡先/047-439-8361
活動日/不定期
活動場所/丸山小学校、アンデルセン公園など

船橋市が誇る郷土の花を守りたいという想いのもとに

カザグルマは準絶滅危惧種とされ、千葉県下では3カ所の自生の残存が確認がされている。「船橋のカザグルマをまもる会」は、その自生地の保全と「船橋のカザグルマ」の保護・増殖を目的とし2000年に発足した。主な活動は丸山小学校やふなばしアンデルセン公園、ふなばし市民大学園芸科などでの挿し木講習会。貴重な郷土の花として、2007年にヒマワリとともに船橋の市の花として指定された。また市としても、市内小中学校への挿し木の配布や公共施設に植えるなど、ともに普及活動に力を入れている。
カザグルマは日本各地に存在してはいるが、どれ一つとして同じものはないという。
「船橋のカザグルマ」は、白の花弁8枚と花芯が茶褐色で大きいことが特徴。絶滅を防ぐため、自生が確認されている丸山小学校では6年生児童全員が挿し木の講習を受け、卒業時に校庭に植え替えることを学校行事としている。
「カザグルマがどこでも見られるようになって、もっと多くの人に楽しんでもらいたい」と代表の大西優子さんは今後の発展に期待を寄せる。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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