2017年01月18日 配信

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有限会社大塚治平商店 代表取締役 大塚厚さん

毎日削りたての鰹節を販売

船橋駅前の山口横町に魚市場があった昭和47年、鰹節・昆布・煮干しなど「出汁」の店として創業した「大塚治平商店」。魚市場の横で魚市場へ仕入れにくる客をターゲットに現在の店主大塚厚さんの父、治平さんが創業、その後、船橋市場が開設され出店した。厚さんは大阪の削り節店と東京の鰹節問屋で修行をしたのち25歳の時に父の店で仕事をはじめた。
鹿児島の枕崎や静岡の焼津で作られた鰹節を東京にある東京鰹節類卸商業協同組合から仕入れ、削る前の「本枯れ節」の状態や一般的な「薄削り」、蕎麦屋用の「厚削り」などさまざまな状態での量り売りを行っている。また、鰹だけでなく、鮪節、鯖節、鰯節なども扱う。毎朝4時半から、節を洗い、1時間ほど蒸してさました後、その日に販売する分を削る。現在の売り上げの多くは花鰹。
一般の客が、削りたての鰹の香りと味を求めて来店している。

時代の変化で市場の客層も変化

昔は結婚式の引き出物として「本枯れ節」の状態の鰹節が多く使われたり、結納や七五三などの際にも縁起物として使われていた。しかし時代の変化でそういった機会も少なくなり、「本枯れ節」の購入は今では売り上げの1割ほどに減っているという。
駅前の再開発や大型店が増え小さな商店が減ってきたことで、市場へ仕入れにくる店が少なくなっている。同店へ仕入れに来ていた出汁にこだわる寿司、天ぷら、うなぎ、割烹といった店も同様だ。
船橋市場が一般客も広く迎え入れるようになる前から、同店には一般客も多く来店していたという。
「昔から少量での販売も行っていたので、30代位の頃から買いにきていて、80歳を超えるお客さんもいますよ」と厚さん。「食べなれた日本の味」として海外へ出張する人や、海外で暮らす家族へ送るという人も来店している。
「最近は土曜日はだいぶ人も増えたけど、平日はまだ少ない。一般の人にもっと知ってもらって買い物をしやすい環境をつくって、昔の活気がまた戻ったらいいね」と厚さん。

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