2017年01月30日 配信

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平成18年5月に設置された「船橋市高齢者虐待防止等ネットワーク
運営委員会」とは、どのような組織なのだろうか?

ますます高齢化が進む社会で、高齢者虐待問題が浮上しています。そこで同委員
会の活動や果たす役割について、平成26 年から現職の寺田俊昌さんに伺った。

どのような目的で組織されていますか?

高齢者虐待の予防と早期発見、早期対応、再発防止を図り、関係機関での連携、情報の共有をしながら、高齢者の平穏な生活の確保や、保健・医療・福祉等に関係する各種サービスの総合調整など、高齢者にとって住みやすい地域づくりをすることです。

高齢者虐待の現状について教えてください

高齢者虐待は、認知症の高齢者が家族に暴力を振るう場合と、認知症の高齢者に家族が暴力を振るう場合とがあり、認知症は高齢者を加害者にも被害者にもしうるものです。また虐待にも言葉の暴力、身体的虐待、親の貯金を搾取するような経済的虐待などいろいろあります。
市民のみなさんと高齢者虐待防止について情報を共有し、個人で悩まれている人がいたら市で対応できるように、よりよいシステムの構築を目指します。

メンバーや活動内容について教えてください

市内の医師会、歯科医師会、薬剤師会の3師会と船橋市は日頃から密に連絡を取り合っています。行政と医療が連携し、船橋独自のシステムを作り出そうとしています。
5月と11月の年2回会議を行い、3師会の代表に加え、千葉県弁護士会や船橋警察署などの代表20人が参加しています。
ノウハウの蓄積が大切ですので、会議では実際にあった虐待事例を出し、市のシステムについても、メンバーの各観点からアドバイスを出し合い、よりよい方法を探していこうとしています。改善が必要な事例であれば、なぜそうなったのか、防ぐ手立てはなかったのかを検証し、成功事例はより強化していきます。
次に、厚生労働省が推進している、高齢者の尊厳を守りながら自立生活の支援をし、可能な限り住み慣れた地域で人生の最期まで暮らせるようにサポートする「地域包括ケアシステム」で、市内24地区で地域ケア会議を行っています。その活動をチェックし、アドバイスをするなどの総合機関としての役割も果たしています。
さらに介護保険法改正で、認知症の疑いがある、あるいは認知症の高齢者やその家族の初期支援、自立生活のサポートを行う「認知症初期集中支援チーム」を設置することになり、その活動への提言も同運営委員会が兼務する形で進めています。

船橋市での思い出の地はどこでしょうか?

通称「赤い橋」と呼ばれる、人と自転車しか通れない宮本三丁目から浜町一丁目にかかる「浜町橋」です。昔はあの辺りでは海苔を干していて、その海苔が「チリッ」と「泣く」んですよ。子どものころよく遊んだ、思い出の場所です。

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寺田 俊昌(てらだ としまさ) 氏
・昭和28年 船橋市生まれ
・ 船橋市立峰台小学校卒業
・ 船橋市立宮本中学校卒業
・ 県立千葉高校卒業
・ 東京医科大学卒業
・平成 5年 宮本で耳鼻咽喉科寺田医院開業
・平成26年 現職に至る

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