認知症による徘徊を守るネットワーク

船橋南部地域地域で唯一の病院として1940(昭和15)年に開設した「医療法人弘仁会 板倉病院」。2月1日から、レントゲン、CTなどこれまであった設備を一新するとともに、新たにMRIを導入した「放射線センター」がオープン。

船橋市で初めての取り組み

同医院では、既存の設備を新しくし、新たに導入するMRIによって、これまでよりも迅速で高品質な医療提供が可能になる。さらに同院ではこういった設備を同院だけの設備としておくのではなく、周辺の診療所にも活用してもらうことで、連携をとり、地域の診療所の医療の質を上げることもめざしている。

これまで、地域の診療所などではできない詳しい検査が必要になったとき、患者は設備のある病院へ行きそこで検査をし、さらにその検査内容を自らCDRなどで持ち帰り、かかり付けの診療所へ持参して診断をしてもらう、という流れをとるしかなかった。

今回板倉病院がこの設備を導入にあわせ新たに始める取り組みが、遠隔で撮影した画像をすぐに診療所で見ることができるようにするというもの。遠隔で画像をすぐに確認できる体制は船橋では初めてだという。また、撮影の翌日には放射線専門医の画像読影も行われる。そうすることで、診療所の医師と画像の専門家の二重のチェックが可能になる。

最新設備と専門医でもの忘れ外来も

同院では昨年より医療センターから引き継いで、もの忘れ外来を行っている。スピード問診表やCTでの認知機能評価に加え、今回MRIの導入により、脳の状態の評価、認知症の予防診断がさらに充実するという。

子どもにとって歩ける範囲に学校があるのと同じように、高齢者にとっては近くに掛かりつけ医がいることがとても重要となる。何か所見があったとき、すぐに詳しく調べることができる体制をつくるためにも、病院と診療所の連携が進むことが重要になってくる。「各診療所によって考えはさまざまですが、連携を図ること、いわゆる「病診連携」により実現できることは確実に増えるはずです。」と梶原先生。

同院では近隣の30ほどの診療所へ遠隔画像解析システムの案内を行っている。「地域の連携により、高齢者や患者さんが安心して暮らせる街づくりが可能になると思います」と梶原先生は笑顔ではなす。

取材協力
医療公人弘仁会 板倉病院 梶原崇弘院長

 

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