2017年04月14日 配信

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東福寺から東葉高校に下る切り通し坂の右側の崖を少し上がると、荒れ果てたお堂があります。「高野の薬師堂」と呼ばれ、祀られている薬師如来様を土地の人々は目の神様と拝んでいました。かつては身の病の救いを願って香華が絶える間がなかった時もあり、お籠り堂としてにぎわっていた様子も偲ばれる薬師堂です。堂の周りは現在、700年前に当たる南北朝時代の年号を記した供養塔婆である板碑(板石塔婆)や、高野の人達が建てた四国八十八か所霊場の第39番を示す標識塔、文政13年に奉納された手洗石など多数の石造物が散乱している有様です。堂下の崖に関東ローム層からなる下総台地の地層がはっきりと分かる一画を見ることができ、向かいの旧家の屋敷には、古木が3、4本、夏は恵みの緑の木陰を作り、秋ともなれば幹いっぱいに木の子を宿してくれています。小鳥の声とゆっくり流れる清浄な気、かけがえのない風情はいつまでも残って欲しいものだと願うものです。
文/ふなばし街歩きネットワーク 蓮見喜代江

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