私たちのお肌では、眠っている間に「ターンオーバー」が起こっています。
お肌の奥で生まれた細胞は、少しずつ上に押し上げられていき、約4週間かけて一番上までたどり着くと、役目を終えて剥がれ落ちます。
この一連の流れが、よく耳にする「お肌のターンオーバー」です。
ターンオーバーにおいて重要な役割をするのが、「成長ホルモン」。
私たちの体では、この成長ホルモンが脳から分泌されることで、お肌に「ターンオーバー開始!!」というスイッチが入るのです。
様々な研究から、この成長ホルモンは主に寝ている間に分泌されることが知られています。
つまり、寝ている間にお肌のターンオーバーが起こり、私たちのお肌は日々新しく生まれ変わっているのです。
成長ホルモンの分泌量は生後〜幼児期に多く、思春期(成長期)で分泌量が最大となり、年齢とともに徐々に下がり、20歳前後から減少に転じます。
成長ホルモンは成人でも一定量は分泌されており、肌の再生や病気への抵抗力の維持、など健康や若さを保つ上で必要不可欠なホルモンです。
加圧トレーニングは腕や脚の血流が制限されているため、筋肉内の乳酸は血流によって出ていきにくくなります。
そのため、筋肉内の乳酸の量が増え、レセプターが強く刺激されるので、大量の成長ホルモンの分泌が起こるのです。
成長ホルモンの分泌促進により、体力強化、筋肉の増量、体脂肪の減少、肌に張りやつやがでる、免疫力の強化、コレステロールの減少、記憶力の回復、血圧安定、疲労回復が早くなる、更年期障害の改善、熟睡できる、視力改善、心肺機能改善、骨粗鬆症の予防、心臓病、脳卒中の予防、性的機能の改善、自然治癒力が高まる等、老化現象を遅らせるさまざまな効果が出ており、アンチエイジング、ダイエットには最も効果的なトレーニングです。