2011年08月15日 配信

ども、演出です。

いよいよ本番まで1週間を切りました。

正直、演出として満足のいく出来まで作り込みが出来ていません。
やりたいことはたくさんありますし、こだわりたい個所もたくさんあります。

たくさんあります、が、

時間的に考えてもその全てをクリアするのは不可能といえるでしょう。

いえ、

諦めからくる判断ではありません。

今回の芝居、10人中5人が新人です。
いきなりオイラが求めている水準まで演技をしてくれ、という方が無理なのです。
それでもオイラは求め続けました。
最初から無理なことを押しつけてきました。

成長する為です。

変わる為です。

2月の頃の新人はきっと、オイラが何を言っているのか分からなかったでしょう。
理不尽なことばかり言われて不満に感じたこともあると思います。
でも、今なら。
今ならオイラが何を求めてきたのか分かるはずです。

んでもね、

分かることと、やれることは全く別問題です。
分かってたってやれないモンはやれません。

今、新人はこのギャップに悩んでいると思います。

新人だけじゃないかな?

主役のかべちゃんも、きっと、「やれない」ことに悩んでいることでしょう。

いいのです。

今回はそれでいいのです。

それをやれるようになるのはもう少し先です。

「それ」とは、お客様を笑わせたり、泣かせたり・・・つまりは「お客様の心を揺さぶる演技」です。

オイラが演出する初舞台でそんなことができるならな、

プロ行け。

通用するから。

でも、今となっては許さんけどね。
オイラに「情」が出来てしまったから。
オイラが認めないうちは他へ行くこと等許さん。
十夢に居ろ。
十夢で学べ。

・・・・・・。

いかん。

オイラも本番を前にしておかしくなってるようです。

今回、主役のかべちゃん含め新人にやってほしいことは一つだけ。

嘘をつくな。

これ、大切。

ついてほしくない嘘は2つあります。

一つは、感情に対して。

そしてもう一つは、役に対して。

感情に対して嘘をつかないとはどういうことか?

例えば感情を数値で表したとして、最大値を100としましょう。
100の感情を心にため込んでセリフを言えば、お客様に伝わります。
笑いだろうが、泣きだろうが、お客様に伝わります。
そして、100の感情をため込むことが出来れば、80の感情表現も、60の感情表現も可能です。

BUT!

60の感情しか溜めれていないのに、100の演技をしようとしても無理です。
40の空白を埋めなくてはなりません。
その空白を何で埋めるか?

「間」であったり、「セリフのうねり」であったり、「不自然な声のボリューム」であったりします。

その演技を見た時、お客様はどう思うと思います?

寒い、です。

そう、寒い演技というのは

感情を作れていないクセに、

他の不純物で埋めて、

演技を成立させようとする、

役者の不必要に頑張った演技の結果なのです。

自分の作った感情に嘘ついちゃ駄目。

感情を爆発させたいなら100の感情を作りなさい。

その為には台本の読み込みと、集中力が必要です。後、慣れね。

どうしても60の感情しか作れないなら60で勝負しなさい。
そして、70にする努力をして下さい。
80にする努力をして下さい。

1週間を切った今、各自「本気」になっていると思います。
劇的な成長って、この1週間の間に起こるモノです。

オイラは何度も言っています。

動きなどどうでもいいと。

滑舌などどうでもいいと。

感情です。

オイラがこだわりたいのは感情です。

その感情に嘘だけはつかないでください。

もう一つの「役に嘘をつかない」は、そのままです。

例えば、後ろから誰かに「わっ!」と背中を叩かれて驚くシーンがあったとします。

日常でこんなことあったら、ビクッとして一瞬硬直し、後ろを振り返りますよね?
でも、お芝居ですから、後ろから「わっ!」と言われることは分かっています。

で、

実際「わっ!」と言われて、普通に振り返ったとしてらおかしくないですか?

嘘つけ!になります。

1分1秒を争うようなシーンで、淡々とゆっくりセリフを言っていたらおかしくないですか?

嘘つけ!になります。

役者と役は別物です。
役者が知っていることを役が知っているわけではありません。

だから、役者が、役について、嘘ついちゃ駄目。

実に単純なことです。

でも意外と難しい。

本番まで1週間を切りました。

より良いものをお見せする為、頑張ります。

ここから先、頑張るということは、時間をかけるということです。

どんなに金持ちも、貧乏人にも平等に決められているもの。

それは1日が24時間であるということ。

その貴重な時間を、この1週間は劇団の為に、可能な限り費やします。

それがオイラ達の頑張りです。

お客様の満足の為に。

そして、

何より、

自分自身の為に。

劇団十夢−TOMU−
【活動内容】
・十夢主催の自主公演
・持ち込み企画による企画公演

※お問合せはホームページからお願い致します

【団員募集中!】
初心者だって大歓迎!!
30代中心のアットホームな劇団です!
お気軽に見学に来てください。
一緒に楽しく舞台を創りましょう!!

ちょっとだけ「勇気」を出してください。

『未経験者だから・・・』 『もう年齢的に厳しい?』

『取り柄が一つも無いから』 『うまくやっていけるか不安』

こう思っている方はきっと多いと思います。
でも、ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ勇気を出してみてください。

何も気兼ねなんか要りません。
「遊びに行ってみよう!」と思うだけでいいのです。

劇団に入る・入らないはその後!
続くか続かないかの心配は更にその後!

そして、「うまくやっていけるか」の心配は・・・。

まずは私達を見てください。
私達はプロではありません。
誰に強制させられているわけではなく、
好きだから芝居を続けているのです。
でも、強制されていないからこそ、
一緒に芝居を創る仲間を大切にし、
時には楽しく笑って、時には悩みを相談したり、
同じ時間を共有できる喜びを持っています。

「誰か」と「何か」を創る喜びは、
本当に特別な時間です。
この喜びは、アナタの人生をもっともっと輝かせることでしょう。

私達は、待っています。
一緒に喜びを分かち合える仲間を待っています。
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