2013年03月30日 配信

ども、演出です。

先日、花見に行ってきました。

自宅近くに公園があり桜が綺麗に咲いていました。

惣菜屋でハムカツとチーズササミカツを購入し、ビールの500mlを2本。

愛犬と一緒にお散歩です。

勿論、大好物の「豚の耳」を持って。

昨年の10月から公演の為に頑張ってきて、やっと一時の休憩です。

いや〜、桜はいいね!桜は!!

時間にすれば約30分ほどでしたが、いいリフレッシュになりました。

家に戻れば仕事がドガチャとあるんですがね。(-。−;)

フッ・・・。何とかなるさ。

んでは、

本番の続きを。

ひで君とりょう君の「さくらミカン」が前座の漫才を始めました。

緞帳越しにお客様の笑い声も聞こえてきます。

2人とも緊張はしているでしょうが、楽しんでやっているように感じられました。

それがお客様にも伝わったのでしょう。

受け入れていただいたようでした。

2人は中々劇団で会う事が出来ず、スカイプなどを利用してネタ合わせをしていたようです。

2人とも忙しい中、時間を割いて練習してくれたことは本当に嬉しいですし、感謝しています。

だからこそ、お客様に受け入れていただき、笑いが取れたのは嬉しかったのではないでしょうか。

時間にして5分でしたが、最高に気持ちの良い5分だったのではないでしょうか。

「さくらミカン」の2人。

これ以上無いくらいの前座でした。

良い空気を作ってもらいましたし、後に続く我々にも良いプレッシャーになりました。

本当にお疲れ様でした。

前座が終わった後、「ラストの客入れ曲」が1番だけ流れます。

この曲は以前、つよし君やみさとちゃんと3人で飲んだ時、「この台本を読んでイメージする曲」という話題になったことがあります。

その時に、みさとちゃんが挙げた曲です。

確かに良い曲でしたし、合っているな、と思いました。そして、客入れ最後の曲に使うことに決めたのです。

みさとちゃんに、緞帳が上がる直前まで気持ち作りしてもらう為に。

オイラとみさとちゃんは同じ袖でスタンバイしていたのですが、2人でそれを静かに聴いていました。

オイラは目を閉じ、今までの練習を思い出していました。

緊張と同時に、寂しいという感情も湧き上がってきます。

1番のサビが終わり、2番目の歌い出しと同時に曲がフェードアウト。

オイラはゆっくりと目を開けます。

ふと、みさとちゃんと目が合います。

みさとちゃんは力強く頷きました。

オイラも頷き返します。

そしてオープニング曲が!!

この瞬間の為に頑張ってきたんです!

この瞬間の為に耐えてきたんです!

時間を犠牲にして。

感情を犠牲にして。

本編は結構小さいハプニングの連続でした。

何せオイラは前日のゲネで舞台に立てていませんでしたからね。

初めて立った舞台で距離感つかめず。

いつも練習している公民館より確実に広い。

目的地まで2歩は多く歩かなくてはいけません。

曲きっかけで、ちゃぶ台→机→上手へと動いていたのですが、それをやるとタイミングが合いそうもありません。

少し早目のタイミングで移動しました。

そして、初っ端のトラブル。

写真立てがなかなか倒れず!!

これも練習不足でしたから仕方がありません。

担当だったつよし君は壁の後ろで相当焦ったんじゃないでしょうか?

自分の出番までに気持ちを落ち着かせてくれるといいのですが、そんなに猶予があるわけではありません。

30秒ほどでつよし君は登場しなくてはなりませんでした。

でも、ま、そこはそれ。

もう3回も舞台を踏んでいるのです。

過去の経験ではこれ以上のトラブルもありました。

つよし君は、落ち着いていました。

それ以降は特に大きなミスというミスはなかったんじゃないかな、と思います。

台詞を噛んだり、喰ったりはありましたが、芝居を止めるようなミスではありません。

何より、台詞が出ること自体は凄く安定していました。

安心して自分の演技に集中できました。

いえ、正直に言うと、「自分の演技に集中できた」なんて格好の良い状態じゃありませんでした。

一生懸命というよりも・・・・

必死?

そう、必死でした。

それがオイラ自身としてだったのか、役を踏まえた上だったのかは分かりませんが、とにかく必死でした。

でも、「良い状態で演技できているな」とは思いましたよ。

次の台詞を頭に思い浮かべることなく、自然に口をついて出てきたというか・・・。

それもこれも、相手がキチンと台詞を言ってくれているからですね。

つよし君も、みさとちゃんも、台詞が安定していて、

且つ、

一生懸命、集中して演技してくれているから、オイラも頑張らずに役に入っていけたんだと思います。

幸せな、楽しい時間でした。

本番直前の疲れなんか全く感じないくらい、体が軽く、筋トレもサボらずにやりきりましたよ!!

汗が尋常じゃないくらい出たけど。

でも、芝居で汗をかけるって最高です!!

それが本番なら尚更。

3人が3人とも自分の役を全うしていきます。

シーンはどんどん進んでいき、ラストの方に差し掛かった時です。

ちょっとしたトラブルが発生。

オイラはラスト周辺、舞台から荷物を持って上手の袖へ一度はけて戻ってくるシーンがありました。

それまで、つよし君とみさとちゃんがとても良い演技をしてくれたお陰で、オイラの感情も高ぶっていました。

練習通り台詞を言って、荷物を持ち、上手へ移動。

壁の向こうへと姿を消しました。

荷物はこの後、みさとちゃんが着替える洋服なのですが、それを指定の場所に置きます。

と、

袖の奥に人影が。

男性が2名ほど居ました。

どうやら我々の芝居があと少しで終わるので、大道具などのバラシの手伝いに来てくれたようです。

公演の開始時間が押しましたからね。少しでも人数を増やして一気に片付けるのでしょう。

しかし、

困ったことに、

もうすぐ、今度はみさとちゃんが上手へはけて来て、衣装を着替えます。

洋服まるまる着替えるので、少々困ったことになります。

オイラは袖でスタンバってくれている男性に話しかけました。

オイラ「申し訳ありません。もうすぐ女性がここで着替えるんです。」

男性「あ、じゃあ、少し出てますね。」

オイラ「すみません。お願いします。」

男性「緞帳下りたタイミングで入るようにします。」

オイラ「有難うございます。助かります。」

男性「頑張って下さい。」

オイラ「はい。有難うございます。」

男性2名はドアをそっと開けて、舞台袖から外へ移動してくれました。

オイラはホッとします。

が、

急に感情の「冷め」を感じました。

みさとちゃんの役や、つよし君の役を想っていた感情が、集中力が、急激に冷めていくのを感じました。

ヤバイ!これはヤバイ!!

オイラは目を閉じて集中します。

しかし、一度冷め始めた感情は、そう簡単には元に戻りません。

・・・・・。

仕方が無い。

これも「流れ」だ。

ある程度感情が出せるようになったら

無理矢理感情を作るな。

ずっと言ってきたことです。

オイラがそれをやるわけにはいきません。

今の状態のオイラで、感情で、精一杯の演技をしよう!

そう、決めた時です。

舞台袖のドアが再び開きました。

目を向けると、

現れたのは、

なべちゃんでした!

その時の気持ちを何て表現すればいいんでしょう。

ピンチの時に、仲間が来てくれた。

勿論、なべちゃんにはそんなこと知る由もありません。

なべちゃんは事前に頼まれていた「みさとちゃんの着替えの手伝い」に来ただけです。

でも、本当に「オイラを助けに来てくれた」ように感じたんです。

なべちゃん!ピンチです!

手を!手を貸して下さい!!

って、

本当に手を借りたんですけどね。

なべちゃんの手を握らせてもらいました。

有難い。

本当に有難い。

仲間が居る。

仲間が力を貸してくれる。

オイラの感情は数秒前の感情とほぼ同レベルまで回復しました。

後日、なべちゃんとこの話をした時に、

なべちゃん「あの時は私の方が励まされてるんだと思ってました。あの後、ダンスがあったから。」

と言ってました。

なるほど。なべちゃん的にはそう感じたかもしれませんね。

改めて御礼を言うと、なべちゃんは照れながら「お役に立てたのであれば何よりです」と言ってくれました。

その後は問題なく、ラストまでやりきりました。

みさとちゃんの台詞回しが本番だけ違っていた箇所があり、ビックリしましたが、事前に言われていたので覚悟はしていました。

本編が終わり、次はダンスチームの番です。

が、ここでまたトラブル発生。

照明の手伝いをしていた、たっし君が、公演途中で足をくじいてしまったのです。

かなり捻ってしまったらしく、普通に歩くだけでもしんどそうでした。

27日の練習でもまだ右足をかばって歩いていましたから、相当です。

でも、彼は舞台に立ちました。

彼は彼で直前まで葛藤したようです。

まずは「最高のパフォーマンスが出せないのにお客様の前に出てもいいのか」ということ。

そして「自分が出ることによって仲間の足を引っ張るんじゃないか」ということ。

でも、考えて、考えて、考えた結果、彼は舞台に立ちました。

オイラはそれで良かったと思っています。

彼の決断を、オイラは嬉しく思います。

「勝手だとは思うんですけど、どうしても一緒に立ちたかったんです」

後日、そう語ってくれました。

熱い、熱いぜ、たっし君!!

ダンスチーム・メンバー。

たっし君。まー君。たか君。しゅん君。ひで君。なべちゃん。

合計6名。

本当に有難うございました。本当にお疲れ様でした。

最高に気持ちよくカーテンコールでお客様に挨拶することが出来ました。

あんなに気持ちいいカーテンコールも初めてでした。

何より嬉しかったのは、お客様から手拍子を貰えた事です。

手拍子に合わせて踊っている皆を袖で見ていて、1人ジーンとしていました。

そして緞帳が下り、

オイラ達の公演が終了しました。

次のブログでは、お客様と挨拶を交わした内容や、打ち上げでの他の劇団さんからの感想。

そして、後日、頂いたお客様からの感想をご紹介して、今回の公演の締めとさせて頂きます。

オイラが知っている感想もあれば、オイラが知らない感想もあることでしょう。

でも、もし、感想の中で、否定的な内容があった場合、

それは全てオイラの責任です。

さくらミカンも、ダンスメンバーも、つよし君も、みさとちゃんもオイラが希望する最高のパフォーマンスを見せてくれました。

それで否定されたならオイラの責任です。

ただ、だからと言って十夢の演出は今後もオイラなので、「今以上に成長する」ことでしか責任の取り様が無いんですけどね。

んでは、後日談で。

劇団十夢−TOMU−
【活動内容】
・十夢主催の自主公演
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『未経験者だから・・・』 『もう年齢的に厳しい?』

『取り柄が一つも無いから』 『うまくやっていけるか不安』

こう思っている方はきっと多いと思います。
でも、ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ勇気を出してみてください。

何も気兼ねなんか要りません。
「遊びに行ってみよう!」と思うだけでいいのです。

劇団に入る・入らないはその後!
続くか続かないかの心配は更にその後!

そして、「うまくやっていけるか」の心配は・・・。

まずは私達を見てください。
私達はプロではありません。
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好きだから芝居を続けているのです。
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一緒に芝居を創る仲間を大切にし、
時には楽しく笑って、時には悩みを相談したり、
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「誰か」と「何か」を創る喜びは、
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この喜びは、アナタの人生をもっともっと輝かせることでしょう。

私達は、待っています。
一緒に喜びを分かち合える仲間を待っています。
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