ども、演出です。
本番も間近なので、多忙を極めております。
イベントの運営委員会とのやり取りや、
照明の打ち合わせ、
自分の台詞覚え、
小道具や衣装の確認、
大道具の進捗具合、
などなど・・・。
に、プラスして自分の仕事もしていますので、多忙なのです。
ま、
本番が近いので、
多忙なのも、
あたぼうなのです!
・・・・何!!
つまらない!?Σ(|||▽||| )
フッ・・・。
たまにはハズすこともありますよ。
12日(火)に市川市民会館へ行って来ました。
照明機器の使用方法を教わってきたのです。
担当者の方は本当に親切な方で、イチから丁寧に教えてくれました。
今回照明を操作するのは団長のようこちゃんです。
スケジュールの都合上、照明に回ってもらいました。
彼女は生粋の女優なので、照明を実際に操作するのは初めてです。
まして、仕込みの時間がほとんど取れません。
操作方法に慣れる時間が圧倒的に少ないのです。
ですので、
せめて事前に機器に慣れてもらおうと、特別に時間を作ってもらいました。
担当者の説明を動画に撮ります。
ようこちゃんも、念の為、自分でメモを取ります。
時間にして30分ほどでしたが、本当に内容の濃い30分でした。
そして、
お礼を言って市民会館を出て、急いで東京へ戻り次の仕事のアポイントへ・・・。
取引先には事情を説明してあります。
皆さん、快く時間の変更や場所の変更を受け入れてくれます。
「たかが素人劇団」なんて考える人は一人もいなくて、「責任を果たして下さい」と言ってくれます。
んじゃあ、この場合、誰に対して責任を果たさなければならないのか?ということになります。
まずは、
当然ながら「お客様」。
とにかく楽しんでもらえるように工夫し、努力することが責任になります。
・練習中は「ミス」を恐れ、ミスをしなくなるように練習する。
・本番は「ミス」を恐れず、練習でやって来た事を一生懸命出す。
これが、お客様に対する責任の果たし方だと思っています。
そして、オイラが責任を果たさなければならないのは、
「つよし君とみさとちゃん」に対してです。
時間を削って頑張ってくれている2人の為に、少しでも気持ちよく芝居が出来る環境を整えることが、2人に対する責任の果たし方だと思っています。
舞台、大道具、小道具、衣装、照明、音響。
少しでも良いモノを揃えて、少しでも良い環境で芝居をしてもらい、2人に楽しんでもらいたい。
こんな言い方をすると、受け取り方によっては「お客様に対する責任」と矛盾した言葉に聞こえてしまうかもしれませんが、
2人にとって本番は、
ご褒美のようなもの
だと思っています。
昨年の11月から練習を始めて、我慢して、耐えて、努力して、苦しんで、悩んで、それでも練習して本番を迎えるのです。
無条件で、
どんな本番になろうと、
「お疲れ様」
が言える状態まで練習できたのは2人が居たからです。
そんな状態になるまで練習できたのは、7年十夢で芝居をしてきて初めてです。
(オイラの話の趣旨を理解してない人or出来ない人は、「じゃあ過去の公演を否定するのか」とか思うんだろうなぁ・・・)
だからこそ、
2人には、
本番を楽しんでもらいたい。
本番を楽しんでいいのは、練習を頑張ってきた者の「特権」なのです。
そして、
それは現在ダンスを踊ってくれるメンバーも一緒です。
1月に公演を終え、ダンスの練習期間、約45日。
十夢の練習があったのは約10回。
それも、すぐに振り付けがあったわけじゃありません。
皆で考えて作ったダンスです。
かなりアップテンポの曲で、激しい動きです。
でも、皆もう、結構踊れます。
絶対に、練習しているのは
公民館にいる間だけじゃない
のが分かります。
家で、公園で、練習してくれているのが分かります。
13日(水)、中央公民館で練習した時にダンスを見ましたが、
何でしょう、
もうね、
それだけで泣きそうになりました。
ハグしましたよ、ハグ。
これで奮い立たない役者は役者じゃありません!!
この心意気に応えないのは「漢(おとこ)」じゃありません!!
本番まで残り8日・・・。
うん。
やっぱり、
5年くらいなら、
寿命縮まってもいいかな。