船橋ケイバのオリジナル菓子として販売開始へ

　昭和41年創業の和菓子店「扇屋」は、船橋市が推奨するブランド産品「ふなばしセレクション」に認証された「船橋ばか面おどり」や「船橋名産菓梨の里」を持つ和菓子店。　松ヶ丘にある和菓子店「扇屋」（船橋市松が丘4-23-1　TEL047-465-6716）は、船橋ケイバのマスコットキャラクター「キャロッタ」をデザインした船橋ケイバオリジナル菓子「キャロッタのおやつ」の販売を、11月1日から開始した。

　船橋ケイバ（船橋市若松1-2-1）では、もともと「船橋ばか面おどり」の販売をしていたが、「競馬場関係者がもっと来場者に楽しんでもらえて地方競馬のイメージアップになるような地元の菓子があればと話していて、まずは試作品を作ってみようという話になったんです」と、同店の坪田智子さん。

　船橋ケイバの特徴を出すため、馬の好物でもあり市のブランド野菜でもある「船橋にんじん」を練りこんだ餡を使用することに決めた。皮の部分はもちもち感を出すために、試作を繰り返して作ったという。

　まんじゅうの真ん中には船橋ケイバマスコットキャラクターの「キャロッタ」の焼き印が押されている。「キャロッタはいつも前向きなので、横向きもかわいいと思って、あえて横向きの印にしました」とほほ笑む。坪田さんがパッケージのデザインも手がけたという。

　昨年の秋から約半年かけて「キャロッタのおやつ」が完成。今年のゴールインウィークから個数限定で本場開催日に競馬場で販売を開始した。競馬場のみでの販売であったが、来場者や関係者からの問い合わせが多くなり、扇屋ホームページリニューアルにあわせてホームページ（http://ougiya-wagashi.com/）上でも販売することになったという。

　船橋競馬場では競馬場開催日に単品（1個170円）で販売、扇屋ホームページでは10個入り（1,916円）、15個入り（2,766円）、20個入り（3,616円）の3種類を用意する。

　「子どもから大人までが楽しめる味に仕上がったと思います」と坪田さん。

　営業時間は、9時～19時。水曜日定休。
（2017年11月26日 配信）